大会長挨拶

大会長 瀬尾利加子
株式会社瀬尾医療連携事務所 代表取締役

 このたび2025年(令和7年)10月12日(日・祝日)・13日(月・振替休日)の2日間、山形県鶴岡市の鶴岡駅前にあるマリカにおいて、NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワーク第4回全国の集いを開催する運びとなりました。

 本ネットワークは、2022年に地域医療研究会とNPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワークという長年の歴史をもつ会が合併をして設立された団体です。安心をして最期まで暮らせる地域社会を作るため、市民を含む多職種が連携・協働して、地域共生社会を作ることを活動目的としています。

 本大会テーマは「楽しく悩め!地方発・一歩先の地域共生モデル ― 医療介護福祉の仲間たち、市民も企業もお役所も。知恵を絞って考えよう ―」としました。

 医療・介護だけでなく、市民や企業、行政などの様々な人が参加し、地域の課題に悩みつつも、みんなで「楽しむ」ことが大事だと考えています。全国から「地域共生社会」の構築及び維持発展を目指す多様性あふれる仲間たちと知恵と工夫を持ち寄り、ここ鶴岡から地方発の地域共生モデルをみんなで発信していきましょう。

 羽田空港から庄内空港ヘは1時間で来れる当地は日本海に面し、「出羽三山」、「サムライゆかりのシルク」、「北前船寄港地」の3つの日本遺産を有する城下町です。また国内初の「ユネスコ食文化創造都市」にも認定され、美味しいだけでなく、歴史・文化のストーリーまで味わうことのできるまちです。

 皆さまの地域共生社会への思いを手土産に、独特の文化が受け継がれ、そして何より美味しい鶴岡に、ぜひお越しください。実行委員会一同、お待ちしております。